気まぐれダイアリー

録音の効果的な使い方

今月に入ってから、
5月のジョイフルコンサートに参加予定の皆さんの
レッスンの最初に必ずやっていること・・・ それは 録音

いらしてすぐの1回目で、
集中して普段どおりの演奏をするのは簡単なことではありませんが
そこでどれだけコントロールして弾けるのか試すことは
本番に向けてのとても良いトレーニングになります。

ほとんどの皆さんは、譜読みを終え
通して弾けるようになっていらっしゃるので
ここからは技術的な練習だけではなく
強弱やテンポの変化、間の取り方、音色など
曲想のイメージをしっかり持って
表現について考えながら練習することも必要です

自分の演奏を客観的に聞いてみることで
気がつくことがたくさんあります。

でも、たいていの皆さんは
私がこれを手にすると、「え~~ ・・・」と、ちょっと渋い顔をします。
      ↓
レコーダー

「まだ、録音していただけるような状態ではないです!」とか
「録音してると思うだけで緊張するからダメです」とか
いろいろと逃げの言い訳をされるのですが
きちんとポイントをしぼって自分の演奏を聞くことにより
レッスンでは気づかなかったことがわかったり
私が伝えきれなかったことに気づいて
ビックリするほど上達することがあるのです

嫌がらずに、是非とも録音を最大限に利用してください。

       ピアノ

録音を聞くポイントですが、まず最低回は聞くこと!

自分の演奏を聞くと、誰でも 間違ったところばかりが
気になってしまうものですが、
1回目に聞く時は、楽譜を見ないで、できれば目を閉じて
こまかいミスは気にせず全体を「さらっと」流して聞く。

もし、この時に「何度も止まってしまって聞くに堪えない」と
自分で感じるようでしたら
表現うんぬん以前に、もう少し練習が必要です!!
今のうちに、しっかり指に音を覚えさせて
まずは流れをなるべく止めずに弾けるように練習しましょう。

いろいろと気になるところはあっても
「とりあえず弾けているな。」という感想でしたら
今の段階ではOKだと思います

さて、ここからが大切です。

2回目に聞く時には、楽譜を見ながら
まず、右手に集中して
スタッカートやレガート、アクセントなどきちんと表現できているか?
フレーズどおりに歌えているか?強弱の変化はわかるか?など
自分で自分をレッスンするつもりで聞いてみます。

自分では大げさに表現しているつもりでも
実際には、意外に平坦に聞こえたりするものです。

もちろん録音で聞く音と、生の音では違いがありますが
私のレコーダーは一応そこそこのグレードなので
それでこまかい表情が感じ取れなければ
生の演奏もメリハリに欠けていると思って間違いありません。

楽譜に表記されていることが表現できているか確認し
できていないと感じるところがあれば
どんどん楽譜にチェックを入れてください。

3回目に聞く時は、左手に集中して
上記と同じことに注意して楽譜を見ながら聞いてみます。

実は、私はこの「左手を聞く」ということが一番大切で
演奏の完成度を上げる、まさにキーポイントだと思っています。

レッスンの時に、
「左手だけ弾いてみてください」とお願いすると
両手で弾いていた時とは別人のように
まったく弾けなくなってしまうかたも多いのですが
左手はオマケではなくて
演奏の半分を担っている重要な右手のパートナーです

右手だけは単独で弾けて
左手は弾けません…っておかしいです

確かに、メロディーラインを担うことは右手のほうが多いですが
ハーモニーを添え支えたり、合いの手入れたり
サブのメロディーで一緒に歌ったりと
左手の動きをよく聞いて表現を工夫すると
音楽がグッと深みを増しておもしろくなります。

無意識に弾いている左手が
いくら練習しても上手に聞こえない原因になっていることもあるので
左手にも右手同様のエネルギーを注ぎ練習してみてください。

音符ライン

自分の録音を聞き、修正を重ねていくうちに
演奏している時にも、自分の音を客観的に聞ける耳ができてきます。
そして、自分の音に集中できるようになってくると
本番での演奏も、以前より
コントロールできるようになっていくのではと思います

自分の演奏を聞くのは、慣れるまでは
ちょっと勇気のいることではありますが
自分でも聞きたくないような演奏を
人に聞かせるわけにはいかないですね。

5月には、自信をもって堂々とステージに立てるように
限られた時間の中で、効果的な練習を心がけてみてください。



録音したデータは、1~2日中にはお送りするようにしていますが
ご自宅でSDカードを読み込めるパソコンをお持ちでしたら
できるだけSDカードをご持参ください。
直接そちらに録音致します。

※ SDカードについて、よくわからないかたは
 今までどおりデータをお送りするので心配しないでください。

※ SDカードを持っていらっしゃる場合は、
 できるだけ他のデータが入っていないものをご用意ください。
 (万が一、間違って消去してしまうといけないので~)


下の写真は 2GBのカードですが1GBでも大丈夫です。メーカーもどこでもOKです。
SD

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