気まぐれダイアリー

練習会を終えて

先月は花見をした後に、真冬並みの寒い日が続いたかと思えば
今日は、5月も始まったばかりだというのに、7月並みの暑さに…。
この急激な変化に体がついていきません ~

日本の四季の変化は、もう少し穏やかだったような気がしますが
最近は自然界がご機嫌を損ねているようで
世界中でおかしな現象や大災害が続いています。
自然の力には到底かなうわけもなく、
私たちの身の上にも、いつ何が起こるかわからないので
『今できることを精一杯楽しむ!』ということを心がけるようにしています。

さて、その楽しみのひとつが3週間後に迫った教室のイベント
2年ぶりのホールでのコンサートです

今回は、31名が演奏予定で
4時間にも及ぶ長~~いコンサートになりそうです。

昨日は、本番よりも緊張する(?)という噂もある練習会があり
コンサート参加予定者の約3分の2ほどの21名が出席し、
皆さんの前で演奏曲を披露しました。

会場のピアノが、「騒音」という言葉がピッタリしてしまうほど
ガンガン鳴るうるさいピアノで、強弱やニュアンスの違いを表現するのが
非常に難しい楽器だったので
皆さんには、厳しい条件での練習会となってしまいました。

特に、暗譜でチャレンジされたかたは
ふだんと同じように弾いているつもりでも、聞こえてくる音のバランスが
まったく違ってしまい、戸惑われたのではと思います。

本番までまだ3週間あるので、練習会で上手くいかなかったところを中心に
最後の仕上げをしていただければと思います。

練習会の最後でもお話ししたのですが
本番までの3週間は・・・ただ弾き通すだけの練習はNGです!
間違えないで弾けているところも、片手で弾いてみる、ペダルをとって弾いてみる、
ゆっくり弾いてみる、など指の動きを確認しておくことが大切です。

特に、左手の動きはあまり意識せずに弾いているかたが多いのですが
緊張した時に、間違ったり止まったりするきっかけとなるのは
たいてい左手です。
特に跳躍のあるところは、ゆっくり反復練習をして意識して弾けるようにしておきます。

また、昨日皆さんの演奏する姿を拝見していて思ったのは
もっと深く呼吸をしてーー!!」ということでした。
緊張すると肩に力が入り、呼吸が浅くなり、結果として
言葉は悪いですが・・・せせこましい感じの演奏になります。

練習会に参加されたかたは、録音を聴いて頂ければわかりますが
いつもよりリタルダンドがしっかり表現されていなかったり
間の取り方が短くなっていると思います。

せっかく数か月かけて練習を重ね準備してきたので
出来る限り”自己ベスト”に近い演奏が披露できるといいですね

3週間は、短いようで長いです!
まだまだ完成度を上げる時間は十分ありますから
笑顔でステージを後にできるように、コツコツ丁寧な練習を心がけてみてください。

*** お願い ***

せっかくのBigイベント
一人でも多くのお客様に皆さまの日頃の練習の成果を
聴いて頂きたいと思います

10日にはプログラムが出来上がってくる予定です。
200枚印刷しましたので、ご親戚やお友達にどんどん配ってくださいませ。
ご希望のかたには郵送いたします。
また、ブログなどお持ちのかたは、よかったらコチラのご案内をリンクして下さいませ。

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