気まぐれダイアリー

一足早い芸術の秋

”芸術の秋”というには、まだ時々夏の名残を感じる汗ばむ日もありますが
今月は出不精の私にしては珍しく
毎週のようにお芝居や美術鑑賞へ出かけています。

つい先日行ったのは
国立新美術館で開催中のオルセー美術館展
マネの「笛を吹く少年」を載せたチラシで
大々的に宣伝していますね。

オルセー美術館展2014

ゆっくり観たかったので、平日の早い時間に行きましたが
館内は結構混みあっている上に
大きな声で感想を言い合う人たちのグループやら
体当たりで割り込んでくるマナーの悪い人が目立ち
今ひとつ落ち着かない雰囲気でちょっとガッカリ…

それでも、『印象派の誕生』がテーマで
音楽とも深く関わる興味深い時代の作品ばかりだったので
音声ガイドから流れるBGMと共に楽しむことが出来ました。

特に、チラシにも使われていた「笛を吹く少年」で描かれている
笛(=ファイフ)の音色を聴きながらの鑑賞は
まるで絵の中の少年が実際に演奏しているような
錯覚にとらわれ、強く印象に残りました。

来月20日まで開催されていますので
印象派の絵や音楽に興味のあるかたは是非~♪

同じ鑑賞でも
絵画とお芝居では言うまでもなく、
まったく違った種類の鑑賞です。

演劇は好きで、以前から
作品と出演者に興味があれば行くようにしていますが
先日行った芝居は、最初から最後まで
狐につままれたような、わけのわからない不思議な芝居でした。

渋谷文化村のシアターコクーンで上演されている
蜷川幸雄演出、大竹しのぶ、宮沢りえ、段田安則など大物俳優が揃った
「火のようにさみしい姉がいて」という芝居。

火のようにさみしい姉がいて

清水邦彦という劇作家の、演劇史に残る名作なのだそうですが
登場人物の誰が真実を語り、誰が戯言を言っているのか?
その存在自体も本当なのか幻なのか?

なんでも白黒ハッキリつけたがるタイプの私は
虚構と現実がもやもやと入り交じる
この芸術作品を理解する感性を持ち合わさず
消化不良のようなすっきりしない気持ちでシアターを
後にしたのでした。

う~~ん、この芝居は私には難しすぎた
よくわからなくて、ちょっと悔しい・・・

もうひとつの芝居は、これとはまったく対照的なジャンルで
パルコ劇場で上演されていた
三谷幸喜演出、竹内結子、草刈正雄、イモトアヤコなどが出演した
「君となら」というコメディー。

君となら

娘(竹内)の婚約者は、実は父親(草刈)よりも年上なのに
なぜか家族全員が相手は青年実業家だと思い込んでいて
それが徐々にバレていくドタバタ喜劇。

正直、あまりドタバタものは好きではないのですが
この芝居は宣伝文句どおり「抱腹絶倒」
ふだんから笑い上戸の私ではありますが、本当に涙が出るほど笑えて
とても良いストレス発散になりました。

でも、これと同じものをテレビで観ても
ここまで笑えないかも?と感じるのは
舞台では、本番一発勝負!という気迫、気合いが俳優さんたちの演技に加わり
それが直に観客に伝わってくるからなのではないでしょうか。

考えてみれば音楽も同じですね。
CDで聞く音楽と、コンサートで演奏者の姿を観て聴く音楽とは
伝わってくるものが違います。

やはり 生(LIVE)はいいです

これからどんどん秋が深まり、
”芸術の秋”らしい催しも増えてきます。
教室でも11月23日にコンサートを予定しています
ご家族やお友達を誘って
みんなで芸術の秋を楽しみましょう~

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