気まぐれダイアリー

行ってきました!ドビュッシー展

遅ればせながら、7月のダイアリーでご紹介した ブリヂストン美術館で開催されている
「ドビュッシー展、音楽と美術 ~印象派と象徴派のあいだで~」
行ってきました。

音楽と美術

『ドビュッシーと印象派や象徴派、ジャポニスム等の関係に焦点をあて
19世紀フランス美術の新たな魅力を紹介する』ということをテーマにした美術展。
下記のように区分されて絵画や彫刻、陶器などが展示されていました。

● <選ばれし乙女>の時代 
● 美術愛好家との交流 
● アール・ヌーヴォーとジャポニズム
● 古代への回帰 
● <ペレアスとメリザンド> 
● <聖セバスチャンと殉教><遊戯>
● 美術と文学と音楽の親和性 
● 霊感源としての自然~ノクターン・海景・風景
● 新しい風景

上の区分テーマを見て頂いてもわかるように
なんだかちょっとわかりづらい…

正直なところ、作品ひとつひとつには興味のあるものもありましたが
全体としては、作品の年代がどの部屋にも幅広く混ざっているし
同じ作家によるものが2~3の部屋にまたがって展示されていたり
その上、作品解説などもあまり多く掲げられていないので
私には、なんだかドビュッシーの音楽と美術の絡みが
期待していたほど強く(深く)感じられず
ちょっとがっかりしました

でも、150点ほどの展示品の中で
1万点の展示にも値するほど印象強く私の心に残ったものがあります

それは、『映像 第1集』”水の反映”の ドビュッシー自筆譜 でした。

その繊細な筆のタッチの美しさはまさに芸術作品
小さな音符のひとつひとつ、テンポの変化や強弱などのこまやかな指示を
ドビュッシーはこの紙にひとつひとつ書き入れていったのだなぁと思うと
感動してしまい、しばらく楽譜の前から動けなくなりました。
そして、この音や表記を決して軽んじたり無視してはいけない
改めて身の引き締まる思いがしました。

毎日のように印刷されたドビュッシーの楽譜を目にしていますが
やはり作曲家自らが書いた楽譜というのは
想像を超える説得力があります。
これを観ることが出来ただけで、
この展覧会へ出かけた価値があったと思いました。

教室では、2ヶ月後に生徒さんによるコンサートが開かれ
19名の皆さんがドビュッシーの作品を演奏する予定です。
レッスン中に「ちょっと ! 楽譜になんて書いてあるかよーーーく見てくださいっ
という注意が倍増しそうな予感が…

皆さん、もう一度楽譜をよ~~~く見て練習しておいてくださいね

PageTop